胸襟を開かず隠すがお洒落とモテるの極意です

隠し事なくつまびらかに。それは人としてとても正しいこと。でも一方で、隠されるからこそ気になってしまう、本音を知りたくて沼ってしまう、そんな気持ちもわかりすぎるほどにわかりますよね。さて、前置きはこのくらいにして本題に。カミーユ・フォルネといえば時計ベルトの製造に端を発し、その匠の技で今やさまざまなレザーアイテムをリリースするフランスの老舗ブランドですが、なんとこんなレザースカーフもひっそり展開していたのですね。首に巻いてベルトで締めて、ジャケットやスプリングコートの下に忍ばせたり、写真のようにニットアンサンブルに合わせたりと、洒落者であればこそ、コーディネートの夢想が止まらないアイテムですが、いずれも巻くだけで、どこか高貴なニュアンスとミステリアスな雰囲気がアナタのものに。まるで布のようなしなやかさと独特の艶は上質なラムレザーによるもので、ベルト部の丁寧な縫製や仕上げは、さすがのカミーユ・フォルネといったところ。ちなみに裏側はカシミアで、お洒落だけでなく春の肌寒い日にもお役立ちときた。胸襟はハナから開かず、ココぞで開くから効果が倍増する――そんなモテとお洒落の極意の相似をも証明する逸品をぜひ。

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