Feature
イタリア生まれのイタリア育ちの"ジロ"がモテるわけ
「真面目ね」という言葉には、褒める意味もありますが、オヤジさんにとってはちょっと窮屈というか、納得いかない言葉でもあるでしょう。変わり者が1、真面目人間が2だとした場合、モテるために目指すべきは1.5であって、それを世間では“遊び心”と呼んだりします。場面によっては1.4や1.6も使いこなすテクニックと経験はありますが、いずれもその脱線の具合が社会的常識から逸脱していない、絶妙な着地点をわかっていることが、変人とモテるオヤジの分かれ目なのです。そんな“絶妙な脱線”を生まれながらにして備えているのが、イタリアオヤジと、イタリア最古のアイウエアブランド「ロッツァ」。ともにイタリア生まれ、イタリア育ちである両者は、豊かな遊び心という共通点をもち、それを他者に伝える表現力にも秀でます。なかでも定番ティアドロップ(その名も)『Zilo(ジロ)』は、王道のメタルではなくウォーミーなセルフレームとすることでワイルドさがマイルドになりますし、通常外側に向かって垂れる涙袋をアンダーリム全体に広げることで誰にでも似合いやすいシェイプへと進化させています。かように絶妙な脱線に長けたロッツァは、掛けるだけでレンズの向こうにオヤジの遊び心まで透けて見える、言わばイタリアが生んだ遊びの達人(ジローラモ)なのですね。
このページでご紹介の商品はこちら