From LEON Editor’s

毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、編集部の金髪担当Part2の津坂がジュネーブにて最新時計の発表会を取材してきました。


こんにちは、こんばんは、おはようございます。LEONの津坂です。3年ぶりに時計の新作発表の取材のためにジュネーブへ編集長の石井と一緒に行ってきました。

コロナ禍の間に時計の発表会も様変わりしており、コロナ禍以前は1月に「SIHH」(ジュネーブ)、3月に「バーゼルワールド」(バーゼル)の2大発表会がありましたが、2020年からそのふたつが合体したカタチで「ウォッチズ&ワンダーズ」(ジュネーブ)という発表会に。2020年というとコロナの蔓延中だったこともあり、LEONチームはウォッチズ&ワンダーズには初参加。今年はどんな時計があるのかと石井も私も胸を躍らせておりました。

会場に入るなり、各ブランドのブースがドーーーーン。それらのブースにお邪魔して、各ブランドの新作時計を見ていくのですが、その際にドリンクを聞かれ、ヨーロッパということもあり、注文するのは……もちろんふたり揃ってシャンパン!

取材が終わったら次のブランドのブースに行って取材。少しでも時間が空いたら喫煙タイムというのがルーティーン。それを繰り返していると、あっという間に水分でお腹がパンパンになってしまいます。

ちなみにブランドによってはブース内にBARを設置していることもあり、そこではシャンパンやコーヒー以外にもエスプレッソマティーニやジントニックなどの定番カクテルをはじめ、そのブランドならではのオリジナルカクテルを提供しているところも!

そんなこんなで取材とお酒を交えながらのジュネーブ出張でありました……って、あれ、時計の紹介を一切していませんね。この新作時計に関しては5月25日売りの7月号にて速報で紹介するので、もう少々お待ちを!

と、思いましたが、石井と私のおすすめをそれぞれ1本ずつ、特別に先出ししちゃいます。

石井が気になったのが、ジャガー・ルクルト。今年はココンチの大定番の『レベルソ』が復活。なかでも石井がひと目惚れしていたのが、PGケースにブラック文字盤です。クラシックなレベルソにこのコンビがしっかりとハマっていました。

そして、私が気になったのがカルティエ。なかでも1917年作のオリジナルのタンクをアレンジした『タンク ノルマル』。YG製ケース&ブレスレットとPt製ケース&ブレスレットのタイプは、ポリッシュで輝かせるのではなくサテン仕上げにすることでアンティーク調の見た目に。

奇しくも編集部ふたりが選んだのがクラシカルな時計でしたが、今年はクラシカルな時計が復活の気運も……って、これ以上は7月号までお待ちくださいね!!