From Editor’s

毎週水曜日は、LEON編集部員が誌面作成の過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、約4年ぶりに渡伊して、「ミラノファッションウィーク」を取材してきた堀川によるコレクションリポートをお届けします。


ミラコレLEON的リポートPART.1

こんにちは、LEON編集部ダイリの堀川です。先日、ひっさびさにイタリアへ行ってまいりました!目的は、「ミラノファッションウィーク メンズ」の取材でした。コロナ禍で約4年ぶりの渡伊だったのですが、いやぁ、色々なことが久しぶり過ぎて、フライト時間が長くてひと苦労、電車に乗るのもひと苦労、円安過ぎて大苦労、となかなかの渡航となりました。でも、お仕事とは言え、久々にイタリアの陽気な日差しと人柄のなか過ごした数日間は、やっぱりイタリアはいい!と思うに十分で、目の前に広がる非日常が制作意欲をムクムクしたりと、とっても有意義な時間に。

こちらのClub LEON会員向けのコラムでは、そんなミラノで見たファッションショーの感想を、ささやかながら綴らせていただきます。実際のアイテムが店頭に並ぶのは2024年の春夏となりますので少々先にはなりますが、来年のお買い物の候補として、ご覧になっていただけたら幸いです。

堀川的、素晴らしかったショウその1

ココンチといえば、黒くて、シチリアの強め柄がガッツリ入ってて、なかなかの濃ゆいアイテム群といったイメージがあると思います(実際に私もそのイメージです)。ですが、実はここ数シーズン、なんだか少し、大人っぽい印象のものが散見されるなぁ、と思っていたんです。そんな淡い期待を胸に臨んだショウは素晴らしかった!ドレープの美しい、明らかにリッチな素材を贅沢に纏ったモデルたちが実にエレガント!

ブラック、ホワイト、ベージュ……、どのカラーもワントーンにまとめられたスタイリングで洒落てたなァ〜。実際にショウの翌日に展示会へ行ってきましたが、どれも上質な素材で触るだけで気持ちぃ!なアイテムだらけ。聞けば、過去のアーカイブを基に、現代の解釈で登場させているコレクションになっているのだとか。ちなみに堀川の大お気に入りのベージュのコートは、1991年に発表したコレクションからだとか。やっぱ90年代いいなー!

堀川的、素晴らしかったショウその2

ミラノと言えば、こちら。今回は「物語を紡いで」というテーマのもと、華やかなコレクションが発表されました。「書いては書き直すという繰り返しのプロセスを経て、物語は仕上がっていきます。〜ジョルジオ アルマーニの物語は、常に揺るぎない必要性から生まれます。それはマイナスの美学、すなわち余分なものを削ぎ落とすことによって本質に近づくタイムレスなエレガンスで、今を生きる我々の人生に付加価値をもたらします」

とのこと。ソフトなフォルムは健在で、ニットや結び目を模したプリント、リズミカルな幾何学的モチーフのアイテムたちは、無駄のない仕上がりでありながら、実に優雅。ココンチはずーっと変わらないのかもしれませんが、我々がまた彼らのクリエイションに心惹かれるのは、そのタイムレスなもの作りのフィロソフィーがゆえかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。 まだまだ語りたいことはたーっくさんあるのですが、長くなり過ぎてしまうので今回はここまで。また近々、続きをリポートさせていただきたいと思います。