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毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、編集部の金髪担当Part2の津坂が取材でスイスとルマンに行った際のお話をお伝えします。
こんにちは、こんばんは、おはようございます。LEONの津坂です。8月24日発売の10月号掲載の時計とクラシックカーの取材で、スイス&フランスに行ってきました。で、取材が終わった最終日に酒好きにはたまらない夢にまで見たシャンパーニュ地方へ行ってきました。
何軒かシャンパンメゾンを訪問したのですが、なかでも面白かったのがランスにある「ポメリー」の醸造所『ドメーヌ・ポメリー』。お城のような施設で、まるで千葉にある夢の国のアミューズメントパークのよう。
大きなイスがあったり、巨大な樽があったりと見た目のインパクト大。
醸造所の面積は50ヘクタールにもおよび、カーヴ(シャンパンを貯蔵してある地下)はローマ時代の石灰岩でできているため、10℃というシャンパーニュ造りに理想的な温度が保たれています。116段の階段を降りた地下にあり、その規模は全長18km、地下30mにもおよびます。
そしてそのカーヴには新進気鋭のアーティストの作品が飾ってある、まさにアミューズメントパークとしての役割も補っています。アートのなかにはカラフルなものも多く、暗闇のカーヴから突然現れる作品によりそのアートが強調されて見えるようになっています。
そんなアート作品の横にさまざまなサイズのシャンパンボトルが貯蔵されており、封が開けられる日を待ち続けています。
そしてなかには1900年代前半のものや1800年代のものまで! ただし、ポメリーの方曰く、「これだけ古いものはたぶん美味しくないよ」とのこと(笑)。でも、ためにし飲んでみたい!ということで、最後はカーヴから戻ってきて、いま販売しているポメリーで乾杯させていただきました。
さてさて、ここで紹介したシャンパンの話は誌面では載りませんが、取材した時計とクラシックカーのことはしっかりと10月号で紹介するので、楽しみにお待ちしててくださいね。