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毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の課程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、LEONのEC担当、渡辺の登場です。
あまりアクセサリーを身に着けないアメリカのお洒落オヤジからして、「True American Luxury」といわれるのがグッドアート ハリウッド。今回、そちらのスタジオにお邪魔し、ハンドメイドのジュエリー制作をLEON渡辺が見学してきました。
グッドアートのシンボルであるイングリッシュローズ、ロゼット。力強さとエレガンスのバランスがなんとも色っぽい。
これ、なんだか分かりますか。シルバーパーツの方を流し込むための石膏の方なんですね。まず、樹脂でパーツを作る→それをいれて石膏を焼く→樹脂パーツを抜く→空いた隙間にシルバーを流し込む……と。そして、石膏を割り、シルバーパーツを取り出します。
取り出されたパーツはこんな感じ。ブレスレット用のコマですね。これをひとつずつカットしていきます。
こちらは、グッドアートの定番、ペキーノアマーノのパーツ、どういうことかというと・・・
左は僕の私物ですが、こんな感じです。これをひとつずつポリッシュし、ロウ付けしていくのですね。
いま、職人さんが磨いているのは、新作モデル22のコマ。アンカーチェーンがとってもクール。この小さいコマを人の手ですべて美しく仕上げていきます。
この日はロウ付けなどは見られなかったのですが、モデル22の製品がスタジオ横のファミリールームに並んでいました。美しい仕上がりです。このファミリールームには、スーパースペシャルなアイテムが多々並んでいます……もっといたかった……。
カラーダイヤモンドや輝石も使いこなします。このIDブレスは格好良かったなあ……。
日中のオフィスアワーにスタジオツアーで改めて工程を説明してくれたデザイナー兼創業者のジョシュ・ワーナーさん。見えないところにまで美学を、というグッドアートの哲学を日々研ぎ澄ませている天才です。
ごついアメリカンジュエリーじゃん?ではなく、手に取れば、その美しい仕上げに恋に落ちます。僕も手に取るまでは、アメリカのお洒落オヤジたちがなぜこぞって身に着けるのかが分からなかったので……。細部にまで丁寧な仕事をされたものをもっているのはとっても心地よいもの。見えない場所にまで、というと自己満足ですが、それでいいんですよね、本当に。皆さまも、一度手に取ってみてください。あと、クラブリングというすごい指輪もあって……。それでは!