From Editor’s

毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、LEON不動産王(担当ですが)の市村が登場です。


こんにちは、市村です。日に日にLEON不動産の名を知っていただき、案件が増え、不動産屋っぽくなっていくワタクシ。そんなつもりはないのですが、不動産を担当しているというだけでそういう目でみられてしまうあたり、不動産の世界がいかに特殊というか、良くも悪くも色が強い世界なのだと実感する毎日です。

そんな生活を送っていると、夢のある物件にもたくさん出逢います。が、真に面白いのは物件全体よりも“表現の違い”です。例えば特集撮影で訪れた「KAJA DESIGN」は、

家が、理想のリゾートになる。

をコンセプトに掲げるブランドなのですが、それをどうやって表現しているかというと、石、なのです。

訪れたのは、KAJA DESIGNのブランド体験型モデルハウス『那須リゾートハウス』。リゾートテイストって言葉は日常的に耳にする珍しくない言葉ですが、

どうやってそれを訪れる人に届けているのか

という点に着目すると、その言葉を具体のヴィジョンをもって謳っているのか、それともなんとなくイメージが良いから使っているのか。素晴らしいブランドと、そうでないいわゆる“ノイズ”とを明確に見分けることができます。

1都3県を中心に注文住宅とリノベーションを提供する「KAJA DESIGN」は当然に前者なのですが、その“美しい石の表現”はなかなかにラグジュアリーです。こだわりの石遣いによって生み出されるリゾートテイストは、コストパフォーマンスよりも大切な豊かさがあること教えてくれます。

[玄関]
落ち着いたグレーの溶岩石「ヒタム」をモザイクにデザイン。あえて凹凸を残す石肌からは、天然石らしい温もりが。

[LDK]
38畳のLDKには、「クイン」と呼ばれるマーブル模様が魅力の天然石を。インドネシアで採石される砂岩で、地層のような柄が大地のエネルギーとともに落ち着いた空間を演出していますね。

こうした世界中から集めたこだわりの天然石を、この天高で壁一面を石で仕上げるってだけで相当に贅沢……。海外のリゾートホテルのエントランスに入った瞬間のような、非日常に踏み入れた感覚を過ごす人にも、訪れる人にも与えてくれます。

この開放的でコンフォートな空間が、「KAJA DESIGN」の持ち味です。

今回は彼らの石遣いに着目しましたが、無垢材、左官、漆喰といった天然素材の仕上げの細やかさにも目を見張るものがあります。

ついつい一番手前のキャッチコピーやブランドコンセプトに目を奪われがちですが、本当大切なことは、それをどうやってエンドユーザーに伝えようとしているのかという“手法”であることに気付かされる、そんな那須のモデルハウスです。

石材を多用したKAJA DESIGNの家づくりが気になる方はお問い合わせを。

■KAJA DESIGN
☎︎0422-27-2123
Website: https://kaja-design.com
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Instagram: https://www.instagram.com/kaja.design