From Editor’s

毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、LEON編集長ダイリの堀川がファッション撮影についてお届けいたします。


12月なのに20度超え!て。冬のコートを片手に汗だくになりながら電車に乗っていたと思ったら、なんですかこの寒さは。カラダがおかしくなっちゃいますね。師走のお忙しい時期ですし、皆さま、ご自愛くださいませ。こんにちは、LEON編集部編集長ダイリの堀川です。南国育ちの人間にとって寒さは天敵。つらーい。

12月25日発売のLEON2月号の撮影で、山梨県の山奥へ行ってまいりました。場所で言うと富士山の近くなのですが、企業秘密ゆえ、詳細はナイショです。で、そこで撮影したのは、LEONの巻頭にあるファッションコーナー「モテるモードの選び方」。この連載は、私と井原の2名で隔月で担当をしておりまして、「○○なオトコ」と題して、テーマに沿ったフォトストーリーを展開しています。

今回のテーマは「圏外のオトコ」です。ん?圏外=(淑女にとって)眼中にない、ということ?ではありません。圏外、つまりケータイの電波が届かないことを指しているのですが、そんな電話が繋がらない時間帯があるくらいがモテますよ、というロジックなんです。どういうことかと言うと、例えばサーフィン。例えばひとり旅。いつもなら「ご飯に行こうよ」「迎えに行くよ」なんて、即座に淑女のWANTに応えてくれるオトコが、自分の時間だけはしっかりと持っていて、その時間だけは淑女の思い通りにはいかないというもの。「なんで電話でないかな」「LINEのレスが遅い」と最初は不機嫌な淑女も、「ごめんごめん、いい波来ててさ」なんて言われた日には、「あぁこの人は私の知らない一面を持っている」と、胸キュンしちゃうという論法です。まぁ、これを妄想と言うか、ロマンティックと捉えるかはアナタ次第。圏外カードを上手に使ってこれからもモテていきましょうね!

台風や老化によって倒れた木々。足元は一面の苔と、なかなかの非日常ロケーション。これだとただの雑木林ですが……

ここにフォトグラファーやスタイリスト、ヘアメイク、そしてモデルのパワーを集結させると、こんな幻想的な一枚に。仕上がりは本誌にてご覧ください!