毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回は、編集部の井原がほっやほやのイタリアリポートをお届けします。 こんにちは、井原です。先週までピッティ(イタリアはフィレンツェで開催されたPITTI IMMAGINE UOMO 108)に行っておりました。というわけで、現地で感じたことを、ざっくりとフレッシュなままお届けいたします。真面目なレポートは、次号LEON 9月号にて! ① 暑すぎるイタリア! 今回のフィレンツェは、とにかく暑い! かつてのようなカラッとした地中海の夏はどこへやら。湿気もあり、気候はほぼ日本と変わらない印象でした。初日は雨が降り、まだ涼しく、ジャケット姿も見かけましたが、2日目以降は一気に猛暑モードへ。暑すぎて、みんな軽装に……。 ② ファッションは、軽く、薄く、柔らかく! ピッティのブースで見かけた新作は、いかに夏を快適に過ごせるかが重要なテーマのひとつ。上質な素材と緻密な仕立てによって、どれだけ軽く、薄く、柔らかく仕上げられるか。それでいて、構築的で男らしく、そして色気を感じさせるシルエット。そうしたバランスにこだわるのも、まさにイタリアらしさとなんでしょう。写真はヘルノの新作。 ③ “三苫の1ミリ” 的ディテール勝負! 今季の服作りの方向性は、“ゼロからの革新”ではなく、“おなじみのスタイルをいかに現代にフィットさせるか”。肩幅を1ミリ詰める、ラペルの角度を微調整する、素材の艶感をほんの少しだけ変える……。そうした“見えない努力”が服の完成度を大きく左右していました。ブルネロ クチネリやヘルノといったブランドでは、このミリ単位の調整にとにかくこだわりを見せていました。写真はクチネリのサマーカシミアスーツ。 ④ 日本ブランドが2つもショーに登場! 今回の公式ショーには、「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE」と「Children of the Discordance」の2ブランドが登場。イッセイは、風をまとうような軽やかな動きのある服が印象的で、やはり美しさが際立っていました。Children〜は、相変わらず“攻めている”空気感で、いい意味で“浮いていて”存在感が抜群。さらにイッセイのショー会場は、なんとメディチ家の邸宅のひとつでした。広大な敷地に美しい庭園、年に2度しか一般公開されない特別な場所での開催というのも、日本ブランドの信頼と実力を物語っていました。 ⑤ 副編集長・渡辺のイタリア勝負飯! 「イタリアで勝つには、お洒落よりも言語よりも、まずは胃袋」と語るのは、副編集長・渡辺。今回も朝から、フィレンツェのメルカートにて“ランプレドット”という牛のモツ煮を、赤ワインとともに堂々完食。これぞLEON的“勝負飯”です。ちなみにこれ、めっちゃ美味いです。 ⑥ ピッティ初参戦・加藤寛太! 最後に紹介するのは、今回初めてピッティに参加した編集部員・加藤寛太。なんと公式SNSにもスナップが取り上げられるなど、しっかりと存在感を示していました。本人も「やりました!爪痕を残しました!」と満足げな様子。ただ、連日のイタリアンに胃袋がやられたようで、後半はややバテ気味に。「お洒落より胃袋」。彼もまた、現地でその真理を体感したに違いありません!