毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作りの過程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回はLEON編集部の金髪1号、赤松の登場です。 みなさまこんにちは!LEONの金髪担当、赤松です。年末、大掃除をするがごとくPCの整頓にも時間使っていたところ、掘り起こしてしまったのが去年1年間の「リコメンド連載」の企画提案資料。 こ基本的にひとり3〜4本程度のネタを持ち寄り、タイトルとどんなストーリーをつけてどんな原稿にするのか。長い時では全体で3時間程度の時間をかけ、一人一人プレゼンテーションを行います。 毎回40本程度のネタが集まるわけですが、本誌に登場するものはそのなかからたったの6〜8本。ほとんどが日の目を見ずにネタはPCの中で永眠する……という競争率高めの連載です。その中で、採用はされなかったけれども個人的にお気に入りの提案資料をこちらにて供養させていただきます! 落選ネタ❶ 「セルジオ ロッシ」のローファー for NIKITA彼を蹴る元気も残しておかなきゃねこちらは「セルジオ ロッシ」ウィメンズの今季のヒールローファー。金具部分に蝶番を仕込み、甲高でもフィットする優しさがデザインに込められています。それによって、夕方のむくみで靴がきつくなるという“女性あるある”にも、その工夫でそっと寄り添う仕様に。この商品に載せてキャリアなウーマンたちに伝えたいのは、仕事に全フリしつつもアフター5への体力も温存しておきましょうね、ということ。 それはデートを楽しむためでもあり、強く生きるためでもあり。時に発動する浮ついた彼のムーブを察知したら、ちょっとだけ蹴飛ばしてみる。綺麗な靴だけじゃあやってられない。そんな女性達へエールを込めてリコメンドさせていただきます。 落選ネタ❷「リッツ・カールトン」、『ザ・バー』のラムコーク青春の味、大人フレイバー 映画「カクテル」にてトムクルーズが演じるバーテンダーがブチギレるシーンに登場する「ラムコーク」。「キューバリブレ」なる別名にレシピがわからずパニクり、なんで「ラムコーク」でオーダーしないのか、と文句をいうシーンですが、あの印象的な場面に憧れ当時ラムコークをオーダーしたなという方、多いのではないでしょうか。味わえば青春を思い出す、そんなフレーバーかもしれませんがあの味がどリッチになった一杯があるのをご存じですか? それはお馴染み、リッツの『ザ・バー』。 特別なラムに、ラムコーク用に作られたオリジナルのコーラを使ったこの一杯は、同バー、オリジナルカクテルの中でも2番目に高い8000 円(ちなみに1番高いものは、300万超え)。ラムコークのカクテル言葉は「もっと貪欲にいこう」。青春を忘れそうなオヤジよ、グビッとのんで夜の街へと繰り出しましょうぜ、貪欲に。 落選ネタ❸クラフト焼酎「罪人」罪も罰も甘くなる 鹿児島県、八丈島での焼酎製造は島流しの罪に問われた人物、丹宗庄右衛門(たんそうしょうえもん)によって島民に伝えられた、という歴史があることを皆さまご存じでしょうか。彼は故郷の鹿児島から焼酎の製造に必要な道具を取り寄せ、島民にその製造方法を伝授。これが八丈島における芋焼酎製造の起源となったそう。彼が犯した罪については割愛しますが、罰を受けるべく向かった場所で文化が発展し、今なお愛されるモノゴトが生きているという事実は、罪も罰も、受ける中でもめげずにいたら未来があるというある種の希望?とも言えるような。さて、ここでオススメしたいのは「罪人」というクラフト焼酎。八丈島産のさつま芋と栃木県産の大麦を麦麹で仕込み、芋焼酎と麦焼酎を同量でブレンド。その味わいはすっきりとしていながらもバナナのような甘味があり。罪は熟成すれば芳醇な甘さのお酒になる。もし神様がいるのならキレちゃいそうなこんな物語を伝えつつ、罪づくりな皆へ、リコメンドとさせていただきます。 ……と、今回は3本の落選ネタをご紹介させていただきました。 紙面に登場できませんでしたが、Club LEONメンバー誰かの心に刺さったらいいなぁ。と言いつつ、次は採用されるよう、ネタ探しに努めるのです。つまりは。さ、夜遊びへ!