毎週水曜日は、LEON編集部員が日々の誌面作成の課程や、取材で知り得たコトをお届けするコーナーです。今回はWeb LEONの時計担当、岸澤の登場です。 こんにちは、Web LEONの岸澤です。9月に入ると、今年も残すところあと4ヶ月か……と、毎年時間の流れの速さに驚かされるのですが、皆さん、この夏は存分に楽しめましたか? 私は先日、宮崎県と熊本県の県境にある椎葉村という村に招請ツアーで伺ってきましたので、その模様をチラッとお見せします。何かと忙しい現代人にとって、いろいろデトックスできる特別な場所です。 椎葉村は、熊本空港から車で2時間弱の山村。日本の“秘境”とも言われていますが、意外と好アクセスな“秘境”です。東京23区を一回り小さくしたくらいの総面積のうち、約94%が山林で、人口密度は約 4人/km²(!)。村への道中も山!森!、そして村に入っても緑!緑!と、まさに大自然の中で生活が営まれています。 樹齢約800年と想定される「大久保の大ヒノキ」。 村内にはダムがあり、その上を車で走ることもできます。けっこうドキドキな景色です。 椎葉村の特徴のひとつが、現在も伝統的な焼畑が続けられていること。2015年には世界農業遺にも登録されています。 焼畑のやり方としては、山の斜面の一部の木を伐っておき、毎年8月1日頃に火入れを行います。焼け終わったら、まだ熱気の残る地面に蕎麦をそのまま蒔き、約75日後には収穫できるのだとか。1年目は蕎麦、2年目は稗や粟、3年目は小豆、4年目は大豆を育てたら、その土地を山に返し、約20〜30年後にまた木を伐って火を入れるというサイクルです。毎年、山を焼く場所を変えていくんですね。 蒔いてから3週間ほどの蕎麦。20〜30年の間に表面に溜まった腐葉土と、草木の灰が肥料になるので、無農薬で育てられるのだとか。 これが、焼畑の蕎麦で作った蕎麦がき。塩やお醤油をちょっとつけて食べるとい〜い香りです。 そのほか、手作りのどぶろく(甘くて美味しい)や、山菜の天ぷら、さらには山で穫れた猪肉など、まさに土地の恵みをいただくことができます。 椎葉に行くと、自然の豊かさはもちろんのこと、現地の皆さんの生きる力や技術に圧倒されます。自ずと現代社会に思いを馳せてしまったり……。 それから、建物の多くにはWi-Fiが備わっていますが、村内には電波があまり繋がらないところもチラホラ……自動的にデジタルデトックスも叶うのも魅力のひとつかなと(笑)。でも、そもそもスマホが気にならないくらいいろんな景色があるので(冬には神楽も!)、自然の中で英気を養いたい方にはオススメの場所です。 個人的には3泊4日くらいしていただくと、いろいろ見られるかと。ぜひ、次のバカンスの目的地にどうぞ〜。 会員の皆さんもよかったら、Club LEONのLINEグループでオススメの旅先、教えてください!