編集長・石井の「華麗なる雑念人生」

あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい! そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の雑念にまみれた日々をお届けいたします。新年一発目は、昨年訪れた京都の名店のお話。「ミシュランガイド京都 2023」で2つ星に輝いた『凌霄』であります。感動のお味にやられてしまったのか、石井、やらかしました……。


明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします! 新年一発目のネタは、風情あふれる京都は祇園四条に居を構える日本料理店「凌霄(Ryo-sho)」のお話を。昨年、特に後半はやたらと京都出張が多く、改めて日本の美しさや考え方、技術というものに感化された年でした。「凌霄」もそのひとつ。数寄屋建築の第一人者とされる中村外二工務店の監修による空間は、北欧家具やアートとのバランスも含め、風情とモダンが一体化したもの。日本人の感性を感じる落ち着く空間でありました。

カウンター8席のみの1階を入ると坪庭が。こちら、元々はお茶屋さんだった建物を改装したそう。ちなみに2階にはひと部屋のみの個室を備えます。

オールドバカラのデキャンタをみてもわかるように、ワインの品揃えにもこだわりあり。

そして最も気になるお料理は、も、申し訳ありません! 押し寄せる口福に気を取られ、気がついたら写真を撮っていなかった……。唯一残っていたのが、こちらのメニューで……。

京料理の名店「祇園丸山」で研鑽を積み、独立を経て、高台寺の料亭「十牛庵」の料理長を務めた藤原誠さんが指揮をとるお料理は、お造り、煮物、焼き物という王道を一歩進めた京料理で、そのレベルは「ミシュランガイド京都 2023」で2つ星に輝いたことからもわかりますが、実に素晴らしいものでした。って、なら写真見せんかいっ! ってホントですよね。気になる向きは下記サイトにてお確かめください。予約必須の名店であります。

「凌霄(Ryo-sho)」