編集長・石井の「華麗なる雑念人生」

あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい! そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の雑念にまみれた日々をお届けいたします。今回は、現在好評発売中の6月号の表紙について。その舞台裏は当コラムでもお伝えしましたが、実は幻の一枚が! 本邦初公開のアザー写真であります。どちらが良かったのか、改めて考えると今でも迷うほど……。それほど思い入れたっぷりだったのですね。


深夜の渋谷駅集合、からの〜、飛行場ロケ! とは既報通り。幻想的なまでにけぶった朝靄に、まさしく「モテるオヤジはやったぜ!ネイビー」なコーディネート、そしてクルマ……。こちらの写真は最後まで迷い、惜しくも決勝戦で敗退した一枚です。現在発売中の7月号と比べて、皆さんはどう思いますか?

最終的なジャッジのポイントは、タイトルとの相性と時代感でした。“やったぜ!”という言葉や語感に相応しい表情と構図、ノーマスク時代目前の、前進する気運をジローラモに託したのですが、さて……。

とはいえ、今なお、上の写真のしっとりした感じも好きでして……。スコットランドの草原を思わせるカット(茨城でしたが笑)、実に惜しい一枚でした。

こちらの写真はなんでしょう? 実は「旅とファッション(仮)」の特集を予定している次号の表紙撮影からのひとコマ。誰もがそれと知るルイ・ヴィトンが写っていますねぇ。後ろには何やら人影も。なんだか大掛かりな雰囲気。さてさてどんな表紙となるやら。ぜひにご注目くださいませ!