編集長・石井の「華麗なる雑念人生」

あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい! そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の雑念にまみれた日々をお届けいたします。今回は、サントリーウイスキー「響」プレゼンツのスペシャルコンサートのお話を。世界的ピアニスト、反田恭平氏の演奏を初生体験、満喫して参りました!


1989年、サントリー創業90周年を記念して、“人と自然と響きあう”という企業理念から生まれたウイスキー「響」。石井も大好きなブレンデッドウイスキーです。その開発に携わった当時のチーフブレンダー稲富氏はヴィオラに親しんでいたそうで、「響」の香味はブラームス交響曲第1番第4楽章の旋律に着想を得て設計されたと言われています。また「響」は、〜HIBIKI THE HARMONY〜をテーマにさまざまなプロジェクトを展開していますが、今回伺った一夜限りのスペシャルコンサートも、そのひとつというわけでした。

お迎えしたのは……世界的ピアニスト反田恭平氏と、同氏が率いるジャパン・ナショナル・オーケストラ特別編成!反田氏は、2021年、第18回ショパン国際ピアノコンクールにて、日本では半世紀ぶりとなる最高位、第二位を受賞。オーケストラのプロデュース、そのための新会社の設立、音楽サロン「Solistiade」の運営などなど、多方面で活躍。現在では指揮者としての才能も開花させ、本年12月にはウィーンでの指揮者デビューも控えているのだとか。

今回のスペシャルコンサートでは、反田氏が指揮・ピアノを担当! サントリーホール大ホールに響く繊細かつ激しいピアノの旋律、かと思えば、突然立ち上がり指揮を執る……。反田氏の生演奏が初体験だったばかりか、指揮者としての氏も拝見でき、いや〜、感動が大渋滞。感情が揺さぶられました。とにかく格好いいのです。プログラムは「ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11」と、前述した「ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 作品68」。約2時間があっという間、夢のような時間でありました。

演奏中の撮影は無論できませんでしたので、パンフレットより。休憩時間には「響」のスパークリングスタイルが振る舞われ、華やかに広がる味わい、そのハーモニーを愉しむことができました。ウイスキーはもちろん、クラシックにもハマってしまいそう、です。

ではまた次回!