編集長・石井の「華麗なる雑念人生」

あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい! そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の雑念にまみれた日々をお届けいたします。今回は、またも過日のパリ出張のお話。アフターコロナの初回のコレクションということもあり、各メゾンがショーの後にこぞってパーティーを開催。とりわけディオールのパーティーが盛り上がっており。久しぶりにパリのパワーを感じた夜、どうぞご覧ください。


前回も書きましたが、久しぶりのパリはとってもパワフルでありました。それを担ったひとつがさまざまなメゾンのアフターパーティー。なかでもディオールのそれは、メンズ アーティスティック・ディレクター、キム・ジョーンズの就任5周年を記念したもので、招待者は限定、場所はなんと!パリの老舗レストラン「マキシム ド パリ」。前を通ることはあっても、中に入るのは初めてということもあり、勢い勇んで深夜に突入!

いや〜、驚きました。最高レベルとされるフレンチの名店がクラブ化! DJの音に体を揺らす人、マキシムオリジナルのカクテルやシャンパーニュ(ドン ルイナールだったかと)を手に熱く語らう人、ウェイターが回遊して運んでくれるフードに舌鼓を打つ人……来場者それぞれの楽しみ方が熱を帯び、パリの夜空が赤らんだような錯覚を覚えました。

せっかくなのでマキシムの写真を。アール・ヌーヴォー様式の権化のようなレストランですから、玄関から違います。ココ・シャネル、グレース・ケリー、ソフィア・ローレン、ジャン・コクトーといった錚々たるメンバーに加え、世界中の富豪がここを通り、楽しんだのだなぁと思うと、感慨もひとしお。

これでもか!な装飾に彩られた階段も、いや〜、絵になります。言葉を選ばずに言えば“ギリギリ”の装飾ですが(笑)、この突き抜けた強さ、ギリギリだけどもしっかり保たれている“品格”が本当に格好いいなぁ、と。

バーテンダーチームもイケメン揃いで。ただ格好いいだけでなく、職人としての技術と茶目っ気あるキャラクター……彼らでファッションシューティングを行ったら、いつもとはひと味違う提案ができるかも、なんて想像までしちゃいました。

おまけ!
同日の早い時間に開催されたKENZOのアフターパーティーにて。エッフェル塔を臨む屋上テラスが開催場所でした。こんなに明るいのに実は夜の9時半(笑)。ショーに出演していたモデルのUTAくんも来場しており、記念にパチリしましたが……顔の大きさ、スタイルの良さ……並ぶのが憚られました、、。ち〜ん。

ではまた!