編集長・石井の「華麗なる雑念人生」

あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい！ そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の、雑念にまみれた日々をお届けいたします。今回は皆さんの大好物、オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」のお話です。

こんにちは。編集長の石井です。その希少性、資産性からかつてないほどの盛り上がりをみせる高級機械式時計の世界。とりわけラグジュアリースポーツと呼ばれるジャンルが絶好調なのはご存知かと。その代表格といえば？ オーデマ・ピゲの「ロイヤル オーク」を置いてほかにないでしょう。

ところで皆さん、今や普通に使われている“ラグスポ”や、ロイヤルオークを愛し着用する人を指す“ロイヤルオーカー”という言葉を世に認知させたのがLEONだということを知っていましたか？ ラグスポはラグジュアリースポーツの略語で、LEONお得意の“人に話したくなる・口にしたくなる音感とリズム”を意識して命名。世に放たれ、今ではすっかり市民権を得ました。一方のロイヤルオーカーは、LEONの初期の頃、当時の取材陣が過去資料よりこの言葉を発見、改めて先進性とリュクスな世界観に同意する人々という意味を付加して展開したことろ、ヒットした、と。そんなLEONとの関係性もただならぬこのレジェンドウォッチは、今年生誕50周年。記念モデルの発売やイベントも開催されるなど大いに盛り上がっているわけですが……正直、なかなか買えません……。そもそも数多く作ることが困難であり、生産本数がかなり限られている。需要と供給のバランスが著しくかけ離れていることなど、その理由は数あるのですが……。