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編集長・石井の「華麗なる雑念人生」
あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい! そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の、雑念にまみれた日々をお届けいたします。今回のテーマは日本酒。ドン ペリニヨンの5代目醸造最高責任者であったリシャール・ジェフロワ氏が手がける「IWA 5」のお話です。
こんにちは。編集長の石井です。最近、日本酒の世界がアツいですよね。新世代の台頭や老舗の新たなトライによって、その勢いが大きなうねりとなっているなぁと感じます。そんななかでひときわ個性を放っている日本酒が「IWA 5」。ドン ペリニヨンの5代目醸造最高責任者であったリシャール・ジェフロワ氏が、その座を引退した後に手がけている日本酒で、氏の味覚とセンスにより複数の日本酒をアッサンブラージュしているのが最大の特徴。今回はその3世代目である「IWA 5 アッサンブラージュ3」をいただきました。
これまでのアッサンブラージュ1、2もいただいたのですが、この3は、より骨格がしっかりした印象でした。華やいだ香り、ふくよかで深い味わいは健在ながら、フレンチのソースも包み込んでしまう力強さに溢れているというか。今回は広尾の気鋭フレンチ「アルゴリズム」さんでのペアリングでいただいたのですが、エビの殻を炒めたフレンチ定番のアメリケーヌ・ソースのコクと甘味、プリプリのエビとブリーニの食感に舌鼓をうち、IWAを流し込むと……昇天しました。この余韻に浸って寝ちゃいたいくらい(なんのこっちゃ)。
「IWA 5」についてもう少し。モダンでミニマルなボトルデザインは、世界的工業デザイナーのマーク ニューソンによるもの。富山県立山町白岩にある酒蔵は世界に誇る日本人建築家、隈 研吾氏が担当。リシャール氏も含め、これ以上ないほどのスター軍団による日本酒、試したくなるのは当然でしょ? この感動、皆さんとも分かち合いたい……。気になる向きは、下記オンラインストアから。日本酒の概念が、変わりますよ。