TAGS: 編集長・石井の「華麗なる雑念人生」
編集長・石井の「華麗なる雑念人生」
あれもしたい、これもしたい。人生をもっともっと楽しみたい! そんな欲張りな考えのもと、人生を謳歌する編集長・石井の雑念にまみれた日々をお届けいたします。今回は大阪出張の折に伺った串揚げの名店「串揚げ 名倉」のお話。フーディーも唸るその味わいと妙技に……痺れました!
過日、ボッテガ・ヴェネタとのコラボイベントで阪急メンズ大阪に。ジローラモと人気女性スタイリスト、百々千晴さんと3人で、ウィンター23コレクションのお話をさせていただきました。トークセッションはもちろんのこと、お買い物タイムやスタイリングアドバイスなどなど、盛りだくさんの内容でしたが、さすがは大阪のお客様たち。絶え間ないツッコミ&ボケの応酬で、大いに盛り上がりました!(大感謝!)。その流れでスタッフのお疲れ様会を、というわけで伺ったのが「串揚げ 名倉」。北新地の中心部、とある雑居ビルに居を構えているコチラは、席数7席のカウンターのみ。ご主人からひと品ずついただくスタイルであります。
ここからは石井が感動した串揚げをご紹介。まずは東京エックスの串揚げ。東京エックスは滑らかな舌触りと脂の上質な味わいに優れたポークで、まずはお塩とレモンでひと口。その後にソースも試して。サクッ、カリッな衣との相性が抜群で、ほんのり甘味が感じられる後味に、白ワインが進む進む!
続いて、串揚げといえば外せないお海老様。こちらは才巻海老。才巻海老とは車海老の中でも20g以下のもので、料理人の間では、海老の中でも最上の味と呼ばれているそう。名倉さんの特徴である薄い衣との相性がこれまた抜群でした。引き締まった身を噛み締めるたびに旨味が溢れてくる感覚……。
これ一体なんだかわかりますか? 答えはなんと……フカヒレの揚げ物! ふんわりミネラリーなお塩でいただくのですが、下味の出汁の素晴らしさに加え、独特のプルルンな食感の見事なこと! 人生初の体験となりました。
黄金色に揚がった幸せの串揚げ……。デートや接待にも重宝する名店かと存じます。 7席のみなので、仲間と貸切りも最高ですよ。オススメであります。